※廃盤【3000セット限定生産！大爆笑DVD】鴛鴦歌合戦コレクターズエディション

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商品の説明

※まだこの作品を見てない皆さんが羨ましい〜　この幸福感を初めて愉しめるなんて！
【大爆笑！超名作DVD-BOX】マキノ正博鴛鴦歌合戦コレクターズ・エディション〈3000セット限定生産・2枚組〉

シュリンクを少し破って数回鑑賞しただけで、アウターケース、２枚のDVDケース、盤面、付属のリーフレットともとっても美しいてす！

片岡千恵蔵 / 市川春代 / 志村喬 / ディック・ミネ

マキノ正博（雅弘）：監督
宮川一夫：撮影
鴛鴦歌合戦 1939

世の中には、ただ、唖然、呆然と形容するほかないケッサクというものがあって、『鴛鴦歌合戦』は、その筆頭に挙げられる。ファシズムの足音がひたひたと近づいていた昭和14年の日本で、こんなノーテンキな無償の幸福感を見るものに与えてくれる映画が作られていたのは奇跡といっていい。巻頭、服部富子扮するおとみが日傘をさして歩いてくると、街の若旦那衆が、♪おとみちゃんたら、おとみちゃん、と歌いながら追っかけてくる場面で、まず不意打ちを喰らい、その後、ディック・ミネのバカ殿が家来を従え、♪僕は若い殿様~と歌いながら登場するや、完璧にノック・アウトされる。戦前を代表するジャズ歌手ディック・ミネのヒット曲「青い空僕の空」の替え歌なのだが、ほかにもタンゴ調の「或る雨の午後」などが、次々にまるでアドリブのように破竹の勢いで連打されるのだ。それだけではない。歌はド素人のはずの片岡知恵蔵、志村喬、市川春代といった面々が、突然、セリフから飛躍して歌い出すのだから、たまらない。わずか69分の作品なのに、ジャズ、ラテン、服部良一タッチ、古賀メロディ風歌謡曲、軍歌調などあらゆるスタイルの音楽が35曲もつめこまれ、しかも、全体は洗練され、モダーンな感覚で統一されているのが素晴らしい。黄金期のMGMミュージカルを信奉するうるさがたのファンも、このマキノ監督の天才的な音楽センスには脱帽するほかないだろう。このボックスには澤井信一郎監督によるマキノ監督のインタビューとPR映画『泡立つ青春』（1934）が収録されているのも貴重だ。この映画が7日間で撮られたとは到底信じ難いが、生前、マキノ監督に直接、お聞きしたところ、登場人物が全員歌うシチェーションは「単なる、その場の思いつきだった」という! （高崎俊夫）

#片岡千恵蔵 #マキノ正博 #宮川一夫 #六郎出品リスト